北国らしい海鼠壁の美しい新発田城。三重櫓は全国でも珍しい3尾の鯱を載せています。ただ、敷地の大半が自衛隊の駐屯地で立ち入りできないのが残念。これが本当の戦国自衛隊か
中海に面した湊山とその麓に築かれた米子城。往時には山頂にツイン天守がそびえ立っていましたが、廃城後に薪代わりに燃やされたという悲しい話が伝わっています。近年改めて調査と整備が進み、登り石垣や竪堀が発見されました。今後要注目の城です。
徳川幕府終焉の大政奉還の舞台になった二条城。国宝の二の丸御殿は当然として、他にも見どころも沢山ありました。天守台があるって知ってました?
松阪牛で有名な松阪にある松坂城。戦国武将の蒲生氏郷によって築かれたその城は、野面積みが主体の豪壮な石垣が特徴です。天守等の建物はありませんが、石垣好きはぜひ訪問してみてください。
かつて伊勢神宮の宿場町として賑わった玉城町には、南北朝時代に築かれた田丸城がありました。大手門から本丸までにいくつもの虎口が残っています。現在三の丸には中学校があり、部活中の学生が元気に挨拶してくれました。
かの「独眼流」伊達政宗の居城だった仙台城。関ケ原の合戦後に築かれた城は意外にも山城で、特に東と南は断崖絶壁。完全に戦闘向きの城でした。麓から歩いて疲れたよ~
琉球王・尚巴志の居城であった首里城。太平洋戦争で尽く破壊されましたが、戦後復元され、2000年には世界遺産にも指定されました。観光客の多くが訪れている、那覇のシンボル的な遺構です。 ※2019年10月31日の火災で正殿を始めに北殿や南殿等が全焼しました。…
鎌倉時代から相良家の居城だった人吉城。その城は広大で、平城と山城が合体したような城でした。珍しい跳ね出しの武者返しや謎の地下室と見どころも沢山。人吉名物の鰻も美味しかった。
蜂須賀家25万石の居城であった徳島城。天守等の建物は残っていませんが、野面積みの青みを帯びた石垣が特徴です。堀ではクラゲがのんびり浮かんでいました。 「阿波の殿様蜂須賀公が 今に残せし阿波おどり 」
紀州徳川家55万石の居城だった和歌山城。暴れん坊将軍、8代徳川吉宗が居た城と言ったほうが分かりやすいかも。惜しくも天守は空襲で焼失しましたが、徳川御三家の名に恥じない立派な城でした。
黒田家52万石の本拠地にふさわしい広大な福岡城。その割には少しマイナーな気がするのが残念です。天守は建てられなかったというのが長年の定説でしたが、築いたけど取り壊したという説も最近出てきました。面白いですね。
太宰府防御を目的に1.2キロに渡って築かれた土塁が水城(みずき)です。今は土塁のみが残り、城というよりは古墳チックな雰囲気を味わえます。 「筑紫に大堤を築きて水を貯えしむ。名づけて水城と曰う」
キリシタン大名・大友宗麟の居城だった臼杵城。現在は街中にある城跡ですが、築城当時は丹生島に築かれた海城でした。城跡にも島の面影が所々に残っています。臼杵というと石仏が有名ですが、ぜひ合わせて観光してください。
国東半島の南に位置する杵築城。城跡としては当時を偲ぶものはほとんどありませんが、サンドイッチ型(!?)とも言われる城下町がとても面白い。さて、サンドイッチとはなんぞや?
徳川家康の命令で築かれた、隠れた(?)天下普請の篠山城。今も角馬出しが残ります。二の丸の大書院は昭和に失火で焼失しましたが、2000年(平成12年)に木造で復元されました。
毛利輝元が本拠地の郡山城(山城)を廃し、新たに築いた平城が広島城です。その縄張りは豊臣秀吉が築城した聚楽第と瓜二つであり、秀吉と輝元の繋がりを感じさせます。現存していれば最古級の天守がありましたが、1945年の原爆投下で壊滅しました。非常に残…
肱川に突き出るように築かれた大洲城。2004年には4層4階の天守が木造で復元されました。消防法対応等の大変な苦労があったと思いますが、市民参加型の取組として評価されています。
戦国大名の朝倉氏の本拠地だった一乗谷。織田信長に焼き払われた後、長年水田の下に埋もれていました。近年発掘調査が行われ、かつて北陸の小京都と呼ばれた栄華を偲ばせてくれます。
現存12天守の一つが残る丸亀城。こぢんまりとした天守はもちろん、一二三段に築かれた日本有数の高石垣は見応え十分。丸亀名物は団扇やうどんだけではない!
現存では姫路城に次ぐ大きさの天守が残っている松江城。2015年には念願の国宝に指定されました。街中には堀が残るし、武家屋敷もあるし、しっとりとした趣の城下町歩きもお薦めです。
臥牛山の峰のひとつ「小松山」を中心に築かれた備中松山城。天守は現存12天守のひとつで、天守の現存する城としては唯一の山城です。今回は駅から歩きましたが、自力で登るのはとてもキツイ。覚悟して臨めよ!
言わずと知れた、織田信長の居城であった安土城。天守や石垣を特徴とする近世城郭はこの城から始まりました。現在建物は何も残っていませんが、石垣とロマンがあります。戦国ファンは必見ですぞ。
近江守護佐々木六角氏の居城だった観音寺城。信長の安土城の近くにあり、石垣造りを取り入れた城としても知られています。ただ、この城を自力で登るのはとても大変です。気合を入れて望むべし!
日本三大平山城の一つである松山城。現存する天守を始めとした天守曲輪の見事さは流石の一言。小天守やその他の櫓が放火や戦災などのため焼失しましたが、総木造による復元が進められました。お城を見学した跡は、道後温泉でサッパリ汗を流しましょう。
城作りの名手である藤堂高虎が築いた宇和島城。貴重な現存12天守のひとつが残っています。珍しい五角系の縄張りで、幕府の隠密も四角形と間違えたとか。残念ながら、当時の堀は埋め立てられてしまっていますが、城山の緑が眩しかったです。
土佐24万石、山内家の居城であった高知城。全国に12しかない現存天守が残っているだけでもすごいのに、本丸御殿も残っています。石垣好きとしては、二の丸や三の丸の高石垣も見逃せません。カツオのたたきも旨かったぜよ!
“天空の城”として大人気の竹田城。山頂に立派な石垣が残る山城です。映画「天と地と」のロケ地で一躍有名になった憶えがあり、出来れば有名になる前に来たかったよ。
再び城巡りを始めたきっかけと好きな城のタイプ
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