沖縄県
沖縄半島南端の喜屋武岬の断崖上に築かれた具志川城。城内からは海を見渡すことができ、海上の船を監視する役目を果たしていました。城壁が良好に残っていることから、1972年(昭和47年)に国の史跡に指定されました。
南部地区で一番の城壁が残っている糸数城。万里の長城のようで迫力満点です。城内も広く、見どころいっぱいのグスクでした。
旧玉城村(現南城市)の小高い丘にある玉城城。何と言っても岩をくり抜いて造られた太陽の門が写真映えします。城からの眺めも素晴らしかったです。
知念城は沖縄南部にあるグスクで、古城(こーぐすく)と新城(みーぐすく)で構成されています。新城の正門がアーチ門になっており、小規模ながらも沖縄の城らしさを楽しめました。
森の中にひっそり佇む安慶名城。実際に訪問してビックリ、高石垣がめぐるワイルドな城跡でした。世界遺産群には選ばれてはいませんが、沖縄では珍しい輪郭式の縄張りと云われており、城マニアは訪問して損はしませんよ。
反逆の阿麻和利(あまわり)の居城だった勝連城。勝連半島の2つの丘に北城と南城が築かれる大規模な城でした。現在は北城が復元され、丘の上に姿はまるでギリシャ神殿のようです。
悲運の功臣、護佐丸の居城だった中城城。幕末に来城したペリー提督もその壮大な石垣を称賛しました。沖縄の城の中でも有数の大きさの城郭であり、戦争の被害も少ないことからお勧めの城郭です。
悲劇の功臣・護佐丸が築いた座喜味城。沖縄では珍しい戦闘特化型の城郭です。青空に白亜のアーチ門が美しく映え、沖縄世界遺産にも選ばれています。
琉球・北山王の居城だった今帰仁城(なきじんぐすく)。緑の大地に大きくうねる城壁が特徴です。沖縄北部の美ら海水族館の近くにあって、今回はバスを利用して登城しました。
琉球王・尚巴志の居城であった首里城。太平洋戦争で尽く破壊されましたが、戦後復元され、2000年には世界遺産にも指定されました。観光客の多くが訪れている、那覇のシンボル的な遺構です。 ※2019年10月31日の火災で正殿を始めに北殿や南殿等が全焼しました。…