森の中にひっそり佇む安慶名城。実際に訪問してビックリ、高石垣がめぐるワイルドな城跡でした。世界遺産群には選ばれてはいませんが、沖縄では珍しい輪郭式の縄張りと云われており、城マニアは訪問して損はしませんよ。
反逆の阿麻和利(あまわり)の居城だった勝連城。勝連半島の2つの丘に北城と南城が築かれる大規模な城でした。現在は北城が復元され、丘の上に姿はまるでギリシャ神殿のようです。
悲運の功臣、護佐丸の居城だった中城城。幕末に来城したペリー提督もその壮大な石垣を称賛しました。沖縄の城の中でも有数の大きさの城郭であり、戦争の被害も少ないことからお勧めの城郭です。
悲劇の功臣・護佐丸が築いた座喜味城。沖縄では珍しい戦闘特化型の城郭です。青空に白亜のアーチ門が美しく映え、沖縄世界遺産にも選ばれています。
加藤清正が築いた堅城・熊本城。しかし、2016年4月の熊本地震により甚大な被害を受け、全復旧までには2037年までかかるとされています。2021年に復旧した大小天守の一般公開が始まりましたので、登城してきました。
一般に日本三大山城として、岩村城(岐阜),高取城(奈良),備中松山城(岡山)が挙げられています。これらの山城を制覇したので、その印象を改めて述べたいと思います。
現存天守が残る犬山城。木曽川沿いに立つその姿から、白帝城とも呼ばれました。国宝に指定されていますが、平成まで個人が所有するという珍しい城でもありました。
日本三大山城の一つである岩村城。また、女城主の城としても知られています。標高713メートルの城山に本丸を始めとした曲輪郡が築かれており、特に本丸北東の6段石垣は見応えがあります。
巨大な岩が印象的な苗木城。岩盤を利用した石垣は圧巻で、天守跡に設けられた展望台からの木曽川の眺めは絶景の一言です。
大和の要として築かれた大和郡山城。石垣には多くの石仏や五輪塔が転用されており、中でも逆さ地蔵が有名です。今年3月に極楽橋が再建され、城内を廻るのも便利になりました。
日本初の西洋式城郭であった五稜郭。正しくは亀田御役所土塁といい、5つの角がある星形の城郭でした。箱館戦争の舞台になり、旧幕府軍の最後の戦いとなりました。
日本三大山城の備中松山城(小松山城)がある臥牛山。中世では臥牛山全体が山城であり、大松山城がその中心でした。今回は備中松山城を見た後に、中世山城である大松山城に向かいました。その途中で、謎の石垣造りプールも見ることが出来ましたよ。
山城で唯一の現存天守が残る備中松山城。5年ぶりに訪問したら、いろいろと変わっていてビックリしました。前回は駅から徒歩で登城しましたが、今回は乗り合いタクシーを利用してみました。また、猫城主にも挨拶してきましたよ。
謎に包まれた古代山城である鬼ノ城。鬼城山を鉢巻状にぐるりと巡る石垣と土塁は壮大の一言です。駅から徒歩で向かいましたが、死兆星が見えたよ・・・。
井伊家30万石 の彦根城。国宝に指定されている天守を始め、櫓,石垣,堀と城全体がとてもよく残っています。珍しい登り石垣もあり、お城ファンなら行って絶対損はしません。ひこにゃんも待ってますよ。
壮大な石垣に圧倒される大阪城。前回は大手門から登城しましたが、今回は京橋口から今里丸経由で天守に向かいました。太平洋戦争の傷跡がチラチラ垣間見えましたよ。
駅のホームからでも見える明石城。2基の三重櫓が現存している貴重な城です。明石と言えば、鯛と蛸が有名ですが、実は城も立派です。
日本5大山城の七尾城。能登・畠山氏の居城であり、上杉謙信が攻め落とすまでに1年もかかった堅城でした。そんな山城を真夏に電動自転車で登ってみました。
2020年7月に復元された鼠多門と鼠多門橋を見学しに金沢城を訪問しました。鼠多門は黒漆喰の海鼠壁という、非常に珍しい外観をしています。また、鼠多門橋の復元により、尾山神社⇔金沢城⇔兼六園という観光ルートも完成しました。
前田利長の隠居城として築かれた高岡城。 完成後ほどなくして廃城となりましたが、広大な水掘が残されています。元キリスタン大名の高山右近が縄張りを行ったという伝承も残っていますが、さてその真実は?
白鷺城とも呼ばれる白亜の姫路城。天守を始めとした主要な建物が残っている非常に貴重な城郭です。それは正に奇跡。1993年に奈良の法隆寺とともに日本初の世界文化遺産に指定されました。
一部から最強の県庁と呼ばれる福井県庁。その理由は、城の本丸に県庁と警察本部があるから。そのためか、越前松平家68万石の巨城でありながら、福井城はもうひとつ地味な印象です。ただ、2018年(平成30年)には山里口御門が復元され、少しずつ整備が進めら…
貴重な現存12天守のひとつが残る丸岡城。 天守以外の遺構が少ないのが残念ですが、その古式な佇まいの天守に思わず魅了されます。 「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」
赤穂といえば、何はなくとも忠臣蔵。討ち入った大石内蔵助は赤穂藩の家老職を務めていました。その本拠地の赤穂城は、一国一城令後に築かれた、軍学に基づく技巧的な城でした。
日本三大山城に数えられる高取城。作家・司馬遼太郎に、「アンコール・ワットに入った人の気持がわかる」とまで言わしめた山深い城です。気合で登城しましたが、みなさんにもこの苦労をぜひ味わっていただきたい!
大阪城と言ったら、なんと言っても太閤・秀吉の城ってイメージですよね。でも実は秀吉の大阪城は大坂の役で焼失し、現在の遺構は徳川幕府によってスケールアップして造り直されたものなんです。我が国の築城技術が最も発達した時代に積まれた高石垣は必見で…
琉球・北山王の居城だった今帰仁城(なきじんぐすく)。緑の大地に大きくうねる城壁が特徴です。沖縄北部の美ら海水族館の近くにあって、今回はバスを利用して登城しました。
戊辰戦争で攻城戦が繰り広げられた会津若松城。白虎隊の悲劇でも有名です。城は壮大な堀と堅固な石垣で囲まれており、白亜の天守がとても美しかったです。
新潟県の最北端のにある村上城。縄張りは山城部と山麓部 に分かれており、山城部には東日本では珍しい石垣が残っています。三面川(みおもてがわ)には鮭が上り、村上藩の貴重な財源でした。 「鮭と酒と情けの街、むらかみ」
北国らしい海鼠壁の美しい新発田城。三重櫓は全国でも珍しい3尾の鯱を載せています。ただ、敷地の大半が自衛隊の駐屯地で立ち入りできないのが残念。これが本当の戦国自衛隊か